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汚してしまったら

どんなに大切に着物を着ていてもやはり汚れやしみは付いてしまうものです。洗濯出来ないからと言って付いた汚れを落とす方法はないと落ち込む事はありません。汚れをつけない努力と、汚れを落とすための正しい知識を持っていればきちんと対処することができますから、まずは知識を身につけるところから始めるのが良いと言えるでしょう。着物の手入れ方法として、着る前・着ている時・脱いだ後・汚れを見つけた時の4パターンに分けて説明します。

着る前:汚れをつけないために出来ること着ものを着る時は事前に身体を洗い清潔な状態にしておきましょう。脱ぎ着の際には床の汚れが付かないように風呂敷や専用シートを広げるようにします。・着ている時:汚れやすい部分襟やそで口、すそ、お尻の部分に汚れがつきやすいので注意する必要があります。襟に関しては整髪剤が付着するというケースもあるので、髪をまとめたりアップする時は細心の注意を払います。髪を下ろした状態で着用する時は、襟周りの髪の毛には整髪剤をつけない方が良いと思われます。

こうした部分には防水・防汚効果を施してくれる場合もあるので、出来るだけ汚したくない特別使いのものにはあらかじめ加工しておくという方法もあります。脱いだ後、家に帰ってチェックすること脱いだ後の着ものは人の体温や湿気が残っている状態ですから、そのまましまったり放置してしまうとカビなどの原因になります。脱ぎっぱなしにせず、専用ハンガーなどにかけてブラシをかけて埃を落とし、1日程度陰干しするのが望ましいです。同時に汚れが付いていないか、先に挙げた汚れやすい部分を中心に目でしっかりとチェックします。

・汚れを見つけた時:最低限しっておきたい汚れ落とし汚してしまったら専門のクリーニングや業者に出すのが普通ですが、小さなシミや薄いものなら自分で落とせる可能性もありますから、まずは慎重に汚れ・部位に応じたシミ抜きに挑戦してみます。最初に使うのは水で、たれない程度の量をガーゼに沁み込ませ、優しくたたくのがシミ抜きの基本です。こすったり水が多すぎると汚れが残ったり広げてしまう原因になるので注意します。

落ちない場合は専用の汚れ落としを使うのも効果的ですがこすらず少量をたたくというのはここでも同様です。汚れの種類が分かっているならアルコールや石鹸などを使うのも良いですが、デリケートなのでできればプロに任せた方が安心です。着物は一生物と言われますから、きちんと手入れさえしていれば長く着ることができます。正しい知識を身につけて大切に扱いたいものです。

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