和服のお手入れQ&A

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和服のクリーニング

着物は3代に渡って着用ができる、大変長持ちするものですが、間違った方法で保管してしまうと、折角の着物が台なしになってしまいます。そこで、正しい着物の手入れをご紹介します。まず、どこかに行って着用してきた場合、帯や紐を使ったことで腰回りを中心にシワが激しくついています。これらのシワを伸ばすため、専用の衣紋掛けを使います。この時、袖などをピンと伸ばして掛けなくてはなりません。

また裾が床につかないよう、高い位置に掛けることも重要です。襟周りは、重なりあってしまうので、合わせ部分をきちんと伸ばし掛けるようにします。大抵のシワは、1日程で改善しますが、シワがきつい物は、もう少し時間がかかるかもしれません。この時、シワが伸びないからと言って、絶対にアイロンなどを利用してはいけません。非常にデリケートな物なので、ちょっとした熱を加えることで、生地の色が変わってしまったり、傷んでしまうことが多々あるのです。しかし、3日たってもシワが伸びない場合は衣紋掛けから外して衣装棚に収納します。

これは、長い間衣紋掛けに掛けておくと今度は、生地が伸びてしまうのです。シワが濃い場合は、和服のクリーニングなどを行っているお店に出すことをお勧めします。さて、和服の保管方法ですが「たとう紙」と呼ばれる物に入れて収納します。この「たとう紙」は、和服を購入した時についてくる包み紙なので、捨てずに持っておいて下さい。万が一捨ててしまっても「たとう紙」のみ販売している所があるので、そこで購入することもできます。この紙は、和服を湿気やホコリから守ってくれる大変心強い味方です。もし、家に桐のタンスがあれば、そちらに収納するのがベストです。

桐のタンスは気密性が高く和服を収納するのに、大変適しています。1つの棚に大体3着程度収納するのが良いです。帯とは別に収納した方が、シワがつきにくく、和服も長持ちします。また収納した後も、小まめにタンスを開け閉めし、空気の入れ替えを行います。時々「たとう紙」から出すのも良い方法ですが、この時絶対に紫外線に当たらないよう、直射日光は避けます。紫外線は、和服を痛める直接的な要因となります。また和服にもし、シミなどが着いてしまった場合、自分で取ることはお勧めしません。和服のクリーニングを専門に行っている業者で処置してもらった方が、後々和服を痛めません。和服は手入れ次第で長く使えるので、上手に保管し、世代を超えて引き継ぐことで家の伝統が守られます。

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